オッサンのくしゃみがうるさい理由を研究して、いつかイグ・ノーベル賞を受賞するのが夢です。
みなさん、こんにちはResです。
前回、勉強のやる気がでない人へ【やる気を出す7つの方法】という記事で、勉強のやる気を出す方法を解説していきました。
今回はやる気が出たのなら、それを続けてみよう!
ということで、勉強を習慣にする方法を7つ紹介していきます。
これを読めば、勉強をモリモリしまくって、あなたも1ランク上のStudyパワーを手に入れることができるでしょう。
勉強を習慣化するメリットって?
勉強を定期的にするからには、やっぱりメリットがないとできないですよね。
ここでは、勉強を習慣化する3つのメリットを紹介していきます。
○長期的な効率が良くなる
一夜漬けの方が、すぐ結果が出て効率が良いんじゃないの?と思われる人もいるでしょう。
結論から言うと、学校の小テストのような覚える量が少なくて済むものは一夜漬けで充分ですが、
資格試験、入試のような難しいテストでは勉強を習慣化させないとキビシイです。
学習・認知心理学では集中学習と分散学習という用語があります。集中学習が一夜漬けで、分散学習は間隔を開けて勉強(復習)することです。
集中学習では、短期的に学習効果を高めることができますが、復習しないとすぐに忘れてしまいます。
分散学習を行うことで、勉強したことを脳みそが忘れにくくなるので、効率の良い勉強ができます。
ちなみに、この話は学校の勉強だけでなく、スポーツなどの体で覚えるものにも当てはまるので、覚えておくと役に立つかもしれません。
○結果が出やすくなる
効率的で、忘れにくい勉強の方が結果が出やすくなるのは、感覚的にも当たり前のことです。
「1万時間の法則」という言葉をご存知でしょうか?
スポーツやチェスといった実力の世界でのトップ選手を研究すると、
競争の激しい分野でトップを取るためには学習が平均で1万時間必要だ、とのことです。それも、ただ練習するだけではダメで計画的に、自分に合った最適な方法を考え続けないといけないそうです。
さすがに1万時間ぶっ続けで学習できる人はいないので、習慣的に毎日やる必要があります。
これを聞いて「1万時間なんてとてもじゃないけど、無理だ…」と思ったあなたに良い情報があります。
1万時間の法則とはあくまで、天才の中の天才たちを研究した話だということです。
それなりのレベル(周りにちょっと自慢できるくらい)でいいなら数十時間でも十分効果はあります。
1日30分を毎日続けたら、1か月で15時間、3か月で45時間です。
1日30分なら自分でもやれる。そんな気がしてきません?
○自信がつく
精神論かよ~、という声が聞こえてきそうですが、自信がないと何も達成することなんてできないですからね。
自信を付けるためには大きな成功を1回するよりも、小さな成功を何回も経験することです。
一夜漬けだとその場限りですが、習慣化して長期的に学習すれば、あなたは何回も繰り返し成功体験を積むことができます。
誰でも、最初は初心者で自信どころか不安しかありません。
自信を持つために必要なことは、学習して実力を付けて、小さな成功を繰り返すことです。
勉強を習慣にする7つの方法
ここからがいよいよ本番です。
○短時間から始める
いきなり15時間勉強しろ、って言われても、そんなん普通できひんやん!ってなりますよね。
最初は15分でも、なんなら5分でも良いんです。あなたにとって、無理なく始められる時間からスタートしましょう。
慣れてきたら少しずつ、自分と相談して時間を伸ばしていきましょう。
また、勉強時間中は小まめに休憩することも、長く続けていく秘訣です。
○勉強科目を考える
最初に勉強をするときに、いきなり苦手科目から始めないようにしましょう。挫折する可能性が高まります。
自分の好きな科目、得意科目からスタートするのが良いです。
得意科目なんてないわーって人は、社会系特に歴史科目がおすすめです。
理由は他の科目と比べて、結果が出やすいからです。受験で歴史を選択した人は良く分かると思うんですけど、
日本史や世界史って、まずは単語を覚えることが大事ですからね。基本的なことを覚えてから、歴史の流れを掴んでいく感じなので。
効率的な勉強をして適度に復習すればイヤでも単語を記憶していくので、おすすめです。
最初に1科目でも成績が上がれば、自分でもできると実感してモチベーションも上がります。
○環境を整えておく
ごみが散乱してるような散らかった部屋では、勉強したくないですよね。
いつでも、気が向いたときに勉強を始められるように、部屋と机周りのそうじは小まめにしておきましょう。
また、部屋では集中できない場合は、学校・図書館・喫茶店・公的な学習スペースなど、一番、自分にとって居心地がいいと感じる場所で勉強しましょう。
動物って見知らぬ場所だと警戒しますよね。人間も同じで、慣れない場所だと最初は落ち着かないものです。しかし、何回も通うことで、しだいに慣れて親しみを感じていきます。
自分にとって、最適な勉強環境を手に入れましょう。
ちなみにどこで勉強するにしても、集中が途切れさせないように、スマホの電源は切っておくことをおすすめします。
○目に見える成果を自分で作る
目に見える成果とは、試験結果のことではありません。
今まで、自分はこれだけ勉強した!と目で見て分かるようにすることです。
例えば、自分で決めたその日の勉強をクリアーしたら、カレンダーに色ペンで印を付けてみましょう。
1週間後には、カレンダーに7つの印が並び自分の勉強成果が目に見えて分かります。
私の場合は、勉強時間と内容、勉強して感じたことを書きとめておく「学習ノート」を作りました。
そうすることで、自分の今までの学習成果を確認して、勉強方法を修正することができますからね。
やる気が出ないときは「学習ノート」を見直し、自分の成果をニヤニヤしながらみて(笑)、やる気を出していました。
○自分にご褒美を上げる
いわゆる、頑張った自分へのご褒美作戦です。
ご褒美は短期的なものから長期的なものまで設定しておきましょう。
短期的なものとは、今日はこれだけ覚えたらお菓子を食べよう、月曜から土曜まで勉強したら日曜日は遊びに行こう、といった目先のニンジンです。ちょっと、がんばるだけで自分に上げられるご褒美を考えましょう。
長期的なものとは、○○試験に受かったら旅行に行こう、○○大学に合格したらパソコンを買おう、といった簡単には達成できないけど、その分大きなご褒美です。
努力を続けられる人って、こういったご褒美設定が上手です。
ツラいだけでは続けられません。楽しく続けられるように、自分で自分にご褒美を上げていきましょう。
○スキマ時間を有効利用する
あなたの周りにはいませんか?、通学のバスの中で暗記シートを見ていたり、数分の休み時間で教科書確認している人。こういう人って、だいたい頭がイイですよね。
3分だけ勉強したって何も変わらないし、とか思っていませんか?
1日で3分の勉強を、登校途中・休み時間・昼休み・休み時間・下校途中の計5回したら15分。1年続けたら、トータルで15×365=5475分=91時間以上の差が出ます。
91時間て、運転免許取得にかかる教習時間より余裕で多いですからね。
短い時間なら飽きっぽい人でも、集中力が続きます。ぜひとも、あなたの生活のスキマ時間を有効に使いましょう。
○勉強をゲーム化する
自分をゲームの主人公だと考えると、勉強を遊びだと思い込めて、習慣化しやすくなります。
これは、RPGなどのゲーム経験者じゃないと分からないかもしれません。
ドラクエ、FF、ポケモンって目的が決まっていますよね。簡単に説明すると、
ラスボスを倒さないといけない→ラスボスを倒すために自分のレベルを上げる必要がある→レベルを上げるために経験値をかせぐ
という具合です。
これを勉強に当てはめると、
試験というラスボスを倒さないといけない→試験を倒すためには自分の学力レベルを上げる必要がある→学力レベルを上げるために勉強して経験値をかせぐ
という感じです。他にも、参考書というアイテムを手に入れた!とか、塾という名の神殿でスキルアップとか、俺は理系タイプだから相性のいい数学には効果バツグンだぜとか、
自分の中でやる気を引き出す妄想が膨らみます。ゲーム経験者はぜひとも、試してみましょう。
以上、7つの勉強を習慣化するための方法を紹介していきました。
どの方法でも大事なのは、いかに効率よく、楽しんで勉強できるかです。
あなたにとって最適な勉強方法とは、いちばん楽しいと感じる勉強のやり方です。
自分なりに学習の仕方を考えられるようになると、自然とイヤな気持ちは減って勉強しやすくなっていきます。
それではどうか、素敵なStudyライフをお過ごしください。